集落の持続へむけて

かつて宿坊であった古い家並みの向こうに琵琶湖や湖西のを望む、
独特で美しい景観をもつ観音寺集落。
一方では人口の減少と農林業の衰退といった将来への不安があります。
観音寺の人々が望んでいるのは、次の世代がいろいろな面で安心して暮らせることです。

観音寺の将来像

観音寺ではこれまで多くのイベントを開催し、自然により近い田舎暮らしの良さと、
古い家屋の維持管理難しさや獣害といったここで暮らす苦労を、
多くの人々に伝えてきました。
そして今後は移住者をより積極的に迎えようとしています。

建築士としての役割

このまちづくりの活動には数名の建築士が関わっています。
古民家の再生や家屋調査、間伐材利用など、建築により近い活動もありますが、
将来ビジョンづくりや、ロゴデザイン、学生の指導などの役割を担うことがあります。
また市街化調整区域であるこの地区への移住は制度上困難であるため、
移住受け入れを可能にする制度づくりに関わっていく必要があります。

観音寺のまちづくりウェブページ